川村祥子(さちこ)          北鎌倉女子学園高等学校音楽科、東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、モスクワ音楽院・大学院・研究科を卒業(2012/12)。
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フランスの自然と色彩(映像)~ Renoir

 → Кино ”Ренуар. Последняя любовь”

 映画 ”ルノアール ~ラスト・ラブ~”
題名の通り、フランス画家ピエール=オーギュスト・ルノアール(1841-1919)の晩年についての映画。


  観賞後、心地よいフワッとする、まばゆいけれど、ほんのりと淡い光に包まれた感。

今まで、ルノアールの絵画作品をフランス印象派のモネやシスレー等と同様、
知っているつもりになっていた。

 きょうは、改めて彼の人生やその人物像に思いを巡らせるよい機会だった。

 ルノアールが生きていた時代を垣間見る。
 
 生涯、画家として使命を果たし、独自のスタイルを貫く精神は芸術家そのもの。

  心に残る言葉も度々出現。

  とても自然体な作品。

 彩り満載のこもれび、小川のせせらぎ、風の踊り、夜の群青色に映える薪の炎など、
これこそ自然たっぷりの素晴らしさ。

  それとあいまって戦争の遺す痛々しさ。静かながらに、一層際立つ。

  ルノアールのホンワリとした色彩豊かな絵画たち。
 
  フランスの豊かな自然のなかで描かれている豊かな裸体も、そのまま美しく映像に現れる。

  その自然体ゆえ、芸術が親しみを帯びてくる。


 この映画を通して、
 ルノアールや同時代のフランス印象派の芸術家たちが伝えた”美の視点”。
 時代によって変わる美意識と、変わらぬ美の姿があるように感じた。

 
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 ♪ この映画には登場しないルノアールについて。
  ルノアールは絵を書く才能を持ち、尚且つ美しいボーイ・ソプラノの若い頃、作曲家シャルル・グノーに声楽を習っていた。

    絵画の”美”に音楽が響いてきそうだ。




そういえば、映画のサブ・タイトルは、お国によって異なるのだろうか…
  ちょっと「…大袈裟かな」という感が、なきにしもあらず。笑 










      

          
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by sachiko-piano | 2013-03-09 23:51 | RUSSIA

3月

三月のモスクワ。
飛行機から降り立ち、青空が迎えてくれた数日前。「春が近い」と感じたのは束の間、その後、曇り空が続いています。雪掻きされた雪がどっこい山積み。やはりまだ冬かな。。

 さて、
  色々なコンサートに溢れていますが!
 まっさきに我が先生の  
  "Elena Richter Piano Concert" in Moscow Conserbatory ♪
Афиша  2013年3月12日、モスクワ音楽院内 マールィ・ザールにて

  この日は、先生の恩師 ”ゲンリヒ・ネイガウス生誕125周年コンサート”です。
ベートーヴェン、ピアノソナタ最初と最後の2曲。
  彼女の十八番、ショパン第3番ソナタ。
  そして、スクリャービンからポエム。

  この確固たるこだわりのプログラミング。
  彼女のぶれない音楽への愛情と人生観を感じます。
  人間味溢れるお人柄と、その独特な味のある音楽は生きてきた人生そのもの。
  時代に流されない彼女の音楽と向き合う姿を素敵だなあと思うのです。
  ずっとお元気でこれからも演奏活動もしていただきたい。
  そして、今回モスクワで彼女の演奏会をライヴで聴けることに感謝。

  3/12、ドキドキ身内ながら、どんな音楽空間を味わえるか今から楽しみです♪
 











  
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by sachiko-piano | 2013-03-01 21:08 | RUSSIA