鳥さん

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さいきんハタと不思議に思う。
モスクワの中心あたりで外を歩く時に見かける鳥さんは、
1. ハト
2. カラス
3. スズメ
以上がポピュラーなところ。 (弱肉強食?!)
当たり前のように思っていたけれど、どうしてこの3種がポピュラーなのか?

ここ数ヶ月、イギリスに訪れる機会があり、そこで驚いたこと。
野生のキジさんがいる。兎さんも、そして野生ではみたことのない動物がそこら辺にいること。本当に目を見張ってしまう。

国によって、場所によって、自然の風景の常識が異なることに改めて嬉しさを覚える。

そういえば、日本で横浜から鎌倉に引っ越して来たときにも、みたことのない虫さんが家に出現するのに驚いた記憶がある。ワシャワシャとユーモラスに走るゲジゲジは特筆。
それは、小学校二年生の夏だった。
リスさんやタヌキさんが野生で現れたり、夜、蛍を見に皆で田んぼ行った。その光景を思い出したのは何年ぶりだろう…
とてもとても懐かしい。
今では鎌倉もずいぶんと自然の生態系は変化したかな…。

モスクワ留学を始めてから、鎌倉に帰るとウグイスが「ケキョケキョ♪」「ホー…ホケッ♪」と練習しているのを聞くことが多い。
日に日に囀りが上手くなるのが微笑ましい。
今はどんな囀りが聞こえているのだろう。

時代によっても野生の生き物は変わる。
by sachiko-piano | 2012-08-08 06:56 | RUSSIA

川村祥子(Sachiko) : 東京藝術大学音楽学部器楽科を経て、モスクワ音楽院・大学院・研究科を卒業(2012/12)。CD "Kawamura Plays Goldberg" 、 "KAWAMURA plays Chopin Etudes" 好評発売中。 クラシック音楽と自然の音による、"ひとの心と自然と音楽の調和"を目指し日本とイタリアを中心に芸術活動中。


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